1948-05-26 第2回国会 両院 決算委員会合同審査会 第1号
尚、特にこれに官廳勞組の一人といたしまして、我々の権利の保障と申しますか、憲法第二十八條によつて保障せられておりますところの團體交渉の權利等につきましても、この縦の関係——上下の關係の規定と言いまして、その存在が稀薄になるようでは甚だ遺憾である。これは國民の一人としての官廳従業員の権利の侵害に相成ると思いますので、當然この第三條の中の運榮の中に、その一項を挿入して頂きたいと思うのであります。
尚、特にこれに官廳勞組の一人といたしまして、我々の権利の保障と申しますか、憲法第二十八條によつて保障せられておりますところの團體交渉の權利等につきましても、この縦の関係——上下の關係の規定と言いまして、その存在が稀薄になるようでは甚だ遺憾である。これは國民の一人としての官廳従業員の権利の侵害に相成ると思いますので、當然この第三條の中の運榮の中に、その一項を挿入して頂きたいと思うのであります。
證人の順序はいろいろの證人の時間の都合等がありまして、早く帰りたいという人がありますし、その他いろいろの都合で、第一に吉村教授、二番目が神奈川縣知事の内山岩太郎君、三番目が朝日の西島君、四番が官廳勞組の高橋君、五番目が毎日の池松君、最後が入江俊郎君、こういうことに取決めたいと思いますから、この段御承知おきを願います。それから時間は一人二十分程度にして頂きたいと思います。
又前刻政府委員の御説明によりますると、これを全官廳勞組と協定をしたのは舊憲法時代であるというお話でありましたが、私の記憶が間違つてないとしますると、新憲法實施後であつたように、つまり五月三日以後であつたように記憶するのであります。
これは官廳勞組との協定がこういうふうに打切りとするということになつたことと信ずるのでありますが、果してそうでありますかどうかということを念のためにお伺いいしたいと存じます。尚この凹凸調整というこの算出の方法を前刻來伺つておりますると、給與が全く平等化したように考えられるのであります。若しそうであるとしますれば、平等必ずしも公正であると言うこともできない場合があるように思うのであります。